買収の対価として自社の株式を渡すのであれば、株式が貨幣のような役割を果たします。もちろん、株価が高い方が有利です。円高になると海外のものが安く手に入るのと同じです。渡す株式数が少なく済みます。
逆も然りで、株価が低いと買収の対象になってしまいます。
ニデックのように買収を繰り返して大きくなった企業にとっては、この戦略は正しいです。しかし、無理を押し通そうとすると最後は不正をせざるをえなくなる点では、過去の自動車会社の不正と構図は同じです。
できたことにするためには誤魔化すしかなくなってしまいます。ニデックもこの罠に陥ってしまいました。
ニデックが改善計画 株価至上主義と決別、永守氏は経営に関与せず
2026年1月28日 日本経済新聞
